内容説明
学生時代はノンポリだった。行きがかりで、「ブラックジャックによろしく:精神科編」指導医伊勢谷のモデルになった。そして今、65歳「役所にもの申している」。高い志しと使命感を持って公職に身を置き、首長になられたお二人と、その関係者が行ったノンフィクションである。
目次
第1章 長崎保健行政の理不尽(見て見ぬふり;知事への手紙;こんな市長に平和宣言文を読んでもらいたくない ほか)
第2章 これからの精神科医療(精神科と精神科医;任意契約の治療の難しさ(説得より納得)について
「キャンペーンとロードマップ(行程表)」 ほか)
第3章 依存症者の回復に学ぶ(悦子は、今では町内のお世話役;末さんとは長い付き合いだな;きっと笑顔で大往生の吉爺 ほか)
著者等紹介
西脇健三郎[ニシワキケンザブロウ]
昭和47年3月大阪医科大学卒業。昭和47年6月長崎大学医学部精神科医局入局。昭和53年4月長崎県立東浦病院医長。昭和57年3月医療法人志仁会西脇病院院長・理事長に就任。長崎純心大学臨床心理非常勤講師。日本アルコール関連問題学会理事、日本ストレスケア病棟研究会幹事、九州集団療法研究会理事、全日本断酒連盟顧問、全国薬物依存症者家族連合会顧問。メンタルヘルス、アルコール関連問題、薬物依存などで地元新聞やTV・ラジオに出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。