目次
総合医という考えは、医療の本来あるべき姿に戻ろうとする「医の良心」と思うのです。
1人の患者さんにじっくり耳を傾ける。そこには、何百人と診ても得られない医者としての充実感があります。
病名は、整理するうえで都合のいい「肩書き」?
本来の診察とは、患者さんの身体・心・生活に触れること。
患者数や手術件数にこだわるより 医者の本分を楽しみたいと思います。
「人を助けたい」という医の良心を、十分に謳歌してこそ医療です。
“病気を治すより、人の心と生活を見直せ”“病気を診るのではなく、病人を診よ”
人間まるごと。生命まるごと。全人的・包括的な視点を持つのが、ホリスティック医学です。
“自分は自分でしかない”と悟らせてくれたヨガ師匠との出会い。
ホリスティック医学を根底で支えるのは 自然観・人間観・生命観であると思います。
病菌を悪玉として攻撃するよりも 心身を平穏な状態に戻すことが じつは治療で一番、大切なのです。
回復や治療のためといって 辛くてもガマンして頑張ることは 自然の法則でいうと逆効果です。
警戒期、抵抗期、混乱期、疲労期 ストレスには4段階あり 分泌されるホルモンが異なります。
最初は信じがたかった Oリングテストが、診療に欠かせない存在となるまで。
問診、視診、触診、打診、聴診に 筋診(キネシオロジー)を加えてこそ 全人的な診察ができると考えます。
ストレスの原因を見つけ出し 解放へと導くキネシオロジー。
キネシオロジーを使って 患者さんの身体に尋ねてみる。その“場”こそ、医療の原点です。
患者さんの身体の声を聞き その内容に従って治療を行う。主治医は患者さん自身です。
西洋医学とキネシオロジー、ヨーロッパで期待される 新たな統合医療のかたち。
手は全身の縮図である。その手のひらを治療の場とする 高麗手指鍼(こうらいしゅししん)〔ほか〕
著者等紹介
樋田和彦[ヒダカズヒコ]
日本ホリスティック医学協会顧問。日本高麗手指鍼療法学会名誉会長。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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