肝疾患Review〈2004〉

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  • サイズ B5判/ページ数 237p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784888751636
  • NDC分類 493.47
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 肝疾患の最新の知見,診断・治療をOverviewとトピックスに分けて解説    

《目次》
第一部Overview
1.肝炎のより基礎的な問題
HCVレプリコンによるHCV基礎研究の新たな展開
2.肝炎のより臨床的な問題
肝炎の疫学(1960~2003年)/B型肝炎の自然史/C型肝炎の自然史/その他のウイルス性肝炎(HEV他)/肝疾患自然史からみた治療の目標と治療法
3.肝癌の診断の進歩
画像診断(CT,MRI,US)の最近の進歩/腫瘍マーカーの最近の進歩/造影剤(US,MRI)の最近の進歩
4.肝癌の治療の進歩
局所根治療法の進歩/発癌抑制および根治後の背景肝治療の意義/TAEの位置付け/進行肝癌に対する治療法の進歩/肝癌に対する肝移植の現状/治療法標準化のためのstaging systemの確立と評価
5.非ウイルス性肝障害
(含むアルコールとNASH)
NASHとASH:病態と治療/自己免疫性肝炎の成因と病態/肝内胆汁うっ滞の成因と分子機構/薬物性肝障害:up-to-date/生理活性物質による門脈循環調節
第二部トピックス
1.肝炎のより基礎的な問題
HBV DNA polymerase阻害剤/HCV増殖システム/HCV増殖と生体防御反応/HCV治療の基礎的戦略/HEVの生物学/HCV感染レセプター
2.肝炎のより臨床的な問題
B型肝炎治療の動向/HBV genotype/C型肝炎治療の動向/劇症肝炎―移植のタイミング/移植と肝炎
3.肝癌の診断・治療の進歩
肝細胞癌・前癌病変の血流動態/造影ハーモニック法による肝癌の診断と治療/MDCTによる肝細胞癌診断の進歩/SPIO造影MRIによる肝細胞癌診断の進歩/Gd-EOB-DTPA/肝癌に対する経皮的ラジオ波焼灼術(RFA)/進行肝癌に対するIFN併用化学療法/肝癌根治後IFNによる再発抑制治療/肝細胞癌に対する肝移植
4.非ウイルス性肝障害
肝を侵す先天性代謝疾患の原因遺伝子と病態(成人発症II型シトルリン血症/Wilson病/新たに見出されたヘモクロマトーシス)/アディポサイトカイン,アンジオテンシンと肝線維化/肝細胞脂肪化の分子機構/肝細胞の物質輸送とトランスポーター/サイトカインのシグナル伝達制御と炎症性疾患/原発性胆汁性肝硬変における樹状細胞ケモカイン受容体発現制御

内容説明

本書では、これまでに肝臓病の現場で達成された多くの成果を振り返ると同時に、もっとも新しい進歩をReviewし、それぞれの分野の専門の先生がまとめています。

目次

第1部 Overview(肝炎の基礎よりの問題―HCVレプリコンによるHCV基礎研究の新たな展開;肝炎の臨床よりの問題―臨床的諸問題の展開と今後の展望;肝癌の診断の進歩―肝癌の画像診断・腫瘍マーカー・造影剤の進歩;肝癌の治療の進歩―治療法の現状・進歩からStaging Systemまで ほか)
第2部 トピックス(肝炎の基礎よりの問題;肝炎の臨床よりの問題;肝癌の診断・治療の進歩;非ウイルス性肝障害)

著者等紹介

小俣政男[オマタマサオ]
東京大学大学院医学系研究科消化器内科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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