安全な消化管内視鏡検査

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安全な消化管内視鏡検査

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  • サイズ B5判/ページ数 253p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784888751384
  • NDC分類 492.14
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 挿入,観察から治療まで,安全で患者にも楽な内視鏡検査を施行するためのガイドブック.
最近の進歩に対応し,初心者でも安心して検査ができるよう解説.    

《目次》
I.消化器内視鏡医に必要な病理・第一部 上部消化管
第1章 前処置と麻酔法
前処置法の選択/一般的な前処置法/前投薬の意義/麻酔法
第2章 内視鏡の挿入
咽頭の構造と嚥下運動/挿入操作の実際
第3章 観察法の基本と各部の見え方
胃の立体的形状/検査の進め方/挿入時の各部の観察法と見え方/抜去時の各部の観察法と見え方/見下ろしでの体部の観察/観察に当たっての注意と記録
第4章 色素法の基礎
色素法とは/色素法の分類と原理/使用される色素剤/各色素法の実際/色素法の後処置と注意点
第5章 生検施行上の注意
生検前の留意点/準備/至適生検環境/生検方法/胃疾患における生検/生検の偶発症/生検鉗子のメインテナンス
第6章 安全な内視鏡的治療手技
内視鏡的止血術/ポリペクトミー/粘膜切除
第7章 偶発症とその対策
偶発症の実態-全国集計から/嘔吐反射と消化管の損傷/その他の偶発症/検査中の呼吸循環動態
第8章 内視鏡検査と急性胃粘膜病変
臨床所見/Helicobacter pyloriとの関連/血行動態との関連
第9章 機器の洗浄・消毒
内視鏡検査時の感染経路と病原体/機器の洗浄・消毒の実際/クオリティー・アシュランス/将来へ向けての検討課題
第10章 術者の保護
感染保護対策/電撃事故対策/化学的安全性/医療事故を未然に防ぐ内視鏡検査技術/医療をめぐる環境の変化と術者への影響
第二部 下部消化管
第1章 前処置
一般的注意事項と各種の方法/マグコロールP等張液投与法/前処置と腸管内ガス
第2章 内視鏡の挿入手技
一人法の利点と基本手技/二人法の利点と基本手技/硬度可変式スコープ
第3章 観察法の基本と各部の見え方
内視鏡検査に必要な大腸の解剖/部位別の内視鏡像の基本/内視鏡観察上の諸注意
第4章 偶発症とその対策
偶発症の種類と発生機序/偶発症の実態/偶発症発生時の状況(偶発症の種類と頻度/穿孔/出血/結腸紐の断裂と漿膜の裂傷/外来ポリペクトミー実施例にみられた出血/偶発症防止のために)
第5章 禁忌
内視鏡検査の禁忌/PEG液の禁忌
第6章 生検施行上の注意
スコープ操作上の注意/疾患別にみた生検注意点
第7章 安全な内視鏡的治療手技
ポリペクトミー/粘膜切除術/大きな病変を安全に摘除するための工夫/内視鏡的止血術
第8章 機器の洗浄・消毒
一般的原則と実施法/感染症患者の検査にかかわる諸問題
第9章 術者の保護

内容説明

本書は、安全で楽な内視鏡検査を施行するための指針として、安全で確実な検査方法並びに基本的な治療手技の習得ということにポイントを絞っている。

目次

第1部 上部消化管(前処置と麻酔法;内視鏡の挿入;観察法の基本と各部の見え方;色素法の基礎;生検施行上の注意;安全な内視鏡的治療手技;偶発症とその対策;内視鏡検査と急性胃粘膜病変;機器の洗浄・消毒;術者の保護)
第2部 下部消化管(前処置;内視鏡の挿入手技;観察法の基本と各部の見え方;偶発症とその対策;禁忌;生検施行上の注意;安全な内視鏡的治療手技;機器の洗浄・消毒術者の保護)

著者等紹介

丹羽寛文[ニワヒロフミ]
聖マリアンナ医科大学客員教授。日本消化器内視鏡学会理事長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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