出版社内容情報
《内容》 肝炎のインターフェロン治療をわかりやすく解説.
《目次》
第I部 B型肝炎のインターフェロン治療
1) 慢性B型肝炎に対するIFN治療-長期投与は有効なのか
2) IFNが効かないB型慢性肝炎をどう治療したらよいのか
第II部 C型肝炎のインターフェロン治療
1) C型慢性肝炎治療のIFN投与法と効果
2) どのような慢性C型肝炎患者をIFN治療するか
3) C型急性肝炎はIFN治療をするべきか
4) どういう時にIFN治療を中止しなくてはならないか
5) IFN治療の再投与でどのくらい効果が期待できるのか
6) リバビリンとの併用療法はIFN単独より効果があるのか
7) C型肝硬変はIFN治療をすべきなのか
8) IFN治療によって無症候性キャリアとなった慢性C型肝炎の特徴と予後はどうなのか
9) インターフェロン治療は肝細胞癌発生をどの程度抑制するか
10) インターフェロン無効のC型慢性肝炎はどう治療したらよいのか
内容説明
わが国においてウイルス肝炎に対するインターフェロン(IFN)治療が開始されてから20年が経過した。当初は慢性B型肝炎に対する投与であったが、やがて「非A非B型肝炎」に対しても投与が開始された。1989年にC型肝炎ウイルス(HCV)が発見されると、C型肝炎に対するIFN治療は一気に加速された。本書は、肝炎のIFN治療のState of the Artをまとめたものである。
目次
第1部 B型肝炎のインターフェロン治療(B型慢性肝炎に対するインターフェロン治療―長期投与は有効なのか;インターフェロンが効かないB型慢性肝炎をどう治療したらよいのか)
第2部 C型肝炎のインターフェロン治療(C型慢性肝炎治療のインターフェロン投与法と効果;どのような慢性C型肝炎患者をインターフェロン治療するか;C型急性肝炎はインターフェロン治療をすべきか;どういうときにインターフェロン治療を中止しなくてはならないか;インターフェロン治療の再投与でどのくらい効果が期待できるのか;リバビリンとの併用治療はインターフェロン単独より効果があるのか ほか)