内容説明
兵役、制作禁止、「頽廃芸術」の烙印…そして亡命。未曽有の時代に直面する芸術家たち。受難のなかで彼らは芸術を捨てなかった。
目次
1(禅と水墨画への傾斜―ユーリウス・ビシエール;針金による抽象彫刻―ハンス・ウールマン;社会的人間像への鋭い観察―ヨーゼフ・シャルル;印象を色彩の歌に―マリアンネ・フォン・ヴェレフキン;大都市のエモーション―ゲオルゲ・グロッス;渦巻き、生と死のシンボル―フンデルトヴァッサー;詩的オヴジェ・トルヴェ―クルト・シュヴィッタース;愛すべき画家の告白―イダ・ケルコヴィウス;忘れがたき仲間―エーリッヒ・ヘッケル)
2(神話へのいざない―マルク・シャガール;焼失した絵“哲学”―グスターフ・クリムト;画家たちの深い友情―ヤウレンスキーとクレー;オランダ、孤独な日々―マックス・ベックマン)
著者等紹介
佃堅輔[ツクダケンスケ]
美術評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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