内容説明
谷文晁が手伝った高子の仙境づくり。その詩・画を読み解くと、熊阪覇陵・台州・盤谷らの想いが明らかになってゆく。日本のルネッサンスともいうべき時代に中国古典世界に遊んだ彼らのねらいは。地域づくりの原点、地域に埋もれた資源をいかに掘り起こすか。地域デザインに新たな境地を拓く。
目次
第1章 高子二十境概説
第2章 詩ならびに絵の読解
第3章 二十境図并詩 原文・訓読・訳
第4章 高子二十境各境の解釈
第5章 高子二十境の景観保全計画論
付章 高子二十境詩二十首
著者等紹介
小林敬一[コバヤシケイイチ]
1958年生まれ。東京大学卒業。工学博士。東北芸術工科大学教養教育センター兼デザイン工学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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