内容説明
国家は家族を引き裂き、戦争は未完の人生を量産する。「国家」を声高にする者、「戦争」を謳う者はつねに愛国者の装いを纏う。
目次
第1部 大日本帝国の「昭和」(二人の生い立ち;結婚、戦争国の植民地へ;家族の誕生;最後の召集;戦時下の日々に;遺族の戦後)
第2部 礎となりえたか(象徴の資格者;補遺)
著者等紹介
植村雄太朗[ウエムラユウタロウ]
1939年、鹿児島県種子島生まれ。1946年、国民学校に入学。1965年より鹿児島県立(中種子・高山・屋久島・穎娃・薩南工業)各高校に勤務。2000年退職。「悠太朗」名で私家版の著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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