〈文明の庫〉双書<br> わたぶんぶん―わたしの「料理沖縄物語」

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〈文明の庫〉双書
わたぶんぶん―わたしの「料理沖縄物語」

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  • サイズ B6判/ページ数 157p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784888665230
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C0095

内容説明

沖縄料理の手づくりの味わいをあらわす言葉に、「てぃあんだぁ」つまり「手」のあぶらというのがある。お母さんの手のあぶらが料理をおいしくする、という意味だ。おばちゃんのてぃあんだぁも上等さあ。そういえば、もうひとつ沖縄言葉に「あんだぁぐち」というのもある。あぶらの「口」、意味はお世辞がうまい、である。おばちゃんの口にあんだぁはまったくついていない。ちょっとはつけたらといってみたいけれど、きっとぶたれる。

目次

ソーミンプットゥルー
ぽうぽう
ビーフン
うからいりちー
みぬだる
すば
じーまみ豆腐
らふてぇ
上海蟹
刺身〔ほか〕

著者等紹介

与那原恵[ヨナハラケイ]
1958年東京生まれ。ノンフィクション・ライター。雑誌「文藝春秋」「婦人公論」「週刊ポスト」などにルポを発表。エッセイ、書評も多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きゅー

8
わたぶんぶんとは、沖縄の言葉で「おなかいっぱい」という意味とのこと。両親が沖縄出身の与那原恵が、沖縄の食べ物と人との縁について綴る。冒頭で彼女が壺屋という沖縄料理に行った時のことが語られる。ふとした話の流れから無愛想な店主のおばちゃんに恵の母の名前を告げると、おばちゃんは大声で泣き出す。おばちゃんと恵の母は沖縄で同じ学校に通っていたという。こんなエピソードから始まるこの一冊は、恵のルーツを探る旅に繋がっていく。料理を作る人、それを味わう人。一回きりの出会いの貴重な体験が記憶に残り、言葉となって溢れ出る。2017/03/09

順子

4
沖縄に行ってきたので。ガイド本に代わる小説の1番に出てきたけど食べ物の事ばかり読むのは苦手なので後回しにして帰ってきてから読んでみた。食べ物も出てくるけどそれだけではなかった。両親が沖縄出身の著者が東京や沖縄で料理や料理人と繋がりながら自分のルーツを辿っていく。出身地を同じくする人々の絆は強く、沖縄は特に。本土生まれは沖縄ではお客様だしアウェイなのだ。両親ともに東京生まれの私にとっての郷土とは?と考え、著者が羨ましくなった。2025/02/22

モモ

3
料理の写真やレシピが載っていなくても、食欲をそそる沖縄家庭料理と、音楽と、島人の絆をたっぷり味わえる、温かい本でした。ボリビアにあるコロニア・オキナワの話が興味深かった。壺屋のおばちゃんを思いながらオリオン片手にソーミン・プットゥルーが食べたくなりました。「くわっちーさびら(いただきます)」「くわっちーさびたん(ごちそうさま)」「わたぶんぶん(おなかいっぱい)」は食いしん坊だけに忘れずに覚えておきたい言葉です。2010/08/09

Hiroki Nishizumi

2
思い出す料理の数々、うらやましい交友関係。プットゥルーは知らなかった。2022/05/18

ぶっちゃん

2
古波蔵保好の「料理沖縄物語」をオマージュして書かれたのがこの本。副題も「わたしの料理沖縄物語」である。 再読になるのだけど、やっぱり与那原さんの文章はさっぱりしているのに心を時々ぎゅっとさせられる。 2018/07/20

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