内容説明
推理作家大前田小次郎と神奈川県警の言問警部は、将棋仲間である。６月２１日、横浜市南部の大地主の邸宅で一人暮らしの未亡人が死んだ。彼女には心臓に持病があり、外傷もなく毒物反応もなかったから、単純な病死と思われたが、言問警部には、不審な点が―。老夫人の飼い猫が、毒物死していたのだ。言問警部は、大前田を訪ね、この話をすると、大前田の目がキラリと光った。意表をつくトリックとストーリー展開の妙。古今東西のミステリーに通じる安楽椅子探偵・大前田の推理が冴える。
感想・レビュー
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二分五厘
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1991.12.4
