内容説明
新自由主義の旗の下、北アメリカに出現した経済統合が、その域内周辺国に求めたものはなにか？追い詰められたメキシコ経済にその実態を見る。
目次
序 課題と分析視角
第１章 経済開発戦略と累積債務危機
第２章 ＮＡＦＴＡと主要輸出産業の展開―自動車産業
第３章 自由貿易協定（ＦＴＡ）戦略の進展
第４章 ＮＡＦＴＡと産業集積（クラスター）の進捗過程
第５章 ＮＡＦＴＡと地域経済／地域間格差
著者等紹介
所康弘［トコロヤスヒロ］
１９７５年東京都生まれ。明治大学大学院商学研究科博士後期課程修了。博士（商学）。メキシコ国立自治大学経済研究所客員研究員、明治大学専任助手を経て、現在、明治大学兼任講師など。専攻は貿易論、国際経済論、北米地域経済論・ＮＡＦＴＡ研究（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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