内容説明
社会的な目的のために働き、その剰余金を個人配分せず、再び社会的目的のために運用する仕組みの企業、つまり「社会的企業」(ソーシャル・エンタープライズ)が、欧米はもとより、日本、中国、韓国でも徐徐に浸透している。本書では、この社会的企業の成り立ちと現況、そして今後の問題などについて論述していく。
目次
第1章 社会的企業とは何か?
第2章 イギリスの中間支援組織
第3章 イギリスの農村版社会的企業
第4章 カンブリア地方のコミュニティ・ビジネス
第5章 日本の中山間地域におけるコミュニティ事業
第6章 日本の地域共同体をどう立て直すか
著者等紹介
正岡謙司[マサオカケンジ]
1948年3月、広島市に生まれる。1971年3月、早稲田大学社会科学部卒業後、同年4月テレビ東京入社。演出部、美術センター、企画調査部、制作業務部などを経て、放送ライブラリーセンター勤務。現在、「地域活性学会」会員。法政大学政策創造研究科博士後期課程に在籍。専攻分野は地域社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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