内容説明
語る人が少なくなったいま、著者は驚くべき記憶力をもって次代にこの証言を遺す。シベリア抑留体験者が語る敗戦直後の兵士たちと強制労働の実態。
目次
1 タイセット七十五キロ収容所(シベリア奥地へ収容される;逃亡者 ほか)
2 密林の奥地収容所(優秀な日本兵;更に奥地へ ほか)
3 捕虜になるまで(入隊まで;関東軍時代;ソ連参戦からシベリアへ)
4 帰還後(故郷・日本;私の住所を縫い込んだ植松君 ほか)
著者等紹介
斉藤四郎[サイトウシロウ]
大正10年10月20日群馬県多野郡吉井町に生まれる。昭和17年3月18日現役兵として群馬県を出発。昭和20年8月15日終戦。昭和20年10月20日タイセット地区奥地収容所着。昭和23年4月30日帰国のため出発。昭和23年7月15日群馬県に復員。昭和23年8月20日昭和高分子(株)(旧理研合成(株))入社。昭和48年11月15日有限会社日光樹脂工業所社長。昭和61年5月10日新興技研(株)顧問。平成14年10月20日群馬成型代表。現在、旧ハルビン二六三戦友会(ますらお会)会長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 必修科目鷹の爪