内容説明
闘いが人間を鍛えた時代その証言。労働運動と人の思い出が稀なる人間性によって私たちへのメッセージとして甦る。
目次
第1部 国鉄労働運動の記録(国労広島盛衰の系譜;新潟闘争回顧;国労三派の消長を評す)
第2部 忘れ得ぬ人びと(下山定則―初代総裁の人間像;鈴木清一―栄光と憔悴の生涯;磯崎叡―その光と影;瀧山養―鉄道復権に賭けた生涯;川原太郎―畏友への追悼記)
著者等紹介
本間久雄[ホンマヒサオ]
1921年新潟県生まれ。’47年国鉄広島車掌区に就職。’48年国労広島支部第三分会書記長。’50年国労広島地方本部色島第二支部書記長。’51年同本部執行委員。’54年闘争を指導したとして国鉄を解雇される。’55年国鉄広島地方本部副委員長。’64年「4.17スト」問題で国労を除名。’78年国労に復権。’98年5月「自然と人間」に「戦後史断章」連載開始
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