内容説明
昭和30年代から始まる高度経済成長は、農村の犠牲の上に成り立っていた。その荒波からいかにして村を守り、どう挑戦したのか。バブル崩壊後の、新たな大波に立ち向かう大胆な戦略とは…。二度の大水害を克服し、出稼ぎの村を一大リゾートに変身させた実践の記録。
目次
三つの公約
真っ先に着手したこと
軍隊生活がヒント
宿命を逆手に
「これはいける」
目先を追わず、流されず
まさかの悪夢
黒川村壊滅
不退転の決意
鬼になる
回天の事業
「民の竃の煙」
天命を待つ
全国植樹祭の開催
皇室とのご縁つづく
黒川村民の心
造るなら本物
日中友好にも一役
農業に夢を託して
著者等紹介
伊藤孝二郎[イトウコウジロウ]
大正12年、新潟県北蒲原郡黒川村生まれ。昭和19年、盛岡農林専門学校卒業。黒川村村議会議員を経て、昭和30年から黒川村長(現在12選)。新潟県町村会会長、新潟県河川協会会長、新潟県土地改良事業団体連合会会長、新潟県国民健康保険団体連合会理事長
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