内容説明
いにしえの都、奈良。奈良時代に国の中心であったその地には、今日の和食にみられる豊富な食材がすでに登場していた。今に息づく「大和の味」をNPO法人「奈良の食文化研究会」のメンバーが取材、奈良新聞の人気連載をまとめた第二弾!新しい奈良の食や施設も紹介。
目次
料理―料亭、レストラン・食堂、家庭料理、鍋物、その他
菓子―和菓子、駄菓子、洋菓子
食材―野菜・イモ類、肉・鶏・魚
加工品―調味料、漬け物、豆腐、乳製品、その他
飲料―アルコール飲料、ノンアルコール飲料
その他―施設、イベント・行事
平城遷都と奈良の食文化の源流
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shoji
44
奈良県の食に関するコラム集。名物、話題の店、農産物などが奈良県下の歳時記や歴史を織り交ぜて綴られています。古代より都が置かれ、大陸との交流も盛んであったことより、古代には日本はもとより世界中の美食が集まってきたと思います。しかし、現代の奈良の「食」に関しては地味なイメージが付きまといます。奈良県そのものが地味なせいでしょうか。奈良にもうまいものが沢山あります。改めて再発見しました。2020/03/06
春風ヒロ
1
2007年から奈良新聞に連載されたコラムをまとめたもの。奈良の食文化について、老舗や新進気鋭のレストラン、伝統料理、大和野菜、地域振興を目指す学生たちの取り組みなど、さまざまな観点から情報を取り上げている。2018/09/11