内容説明
戦禍に苦しむ世界の子どもたちへ、届けよう、比嘉正子の「愛」を。敗戦直後の日本で、時の権力GHQと対等の関係を築き、戦後復興と生活者のための活動をつづけた女性がいた。彼女の名は「比嘉正子」。戦後の消費者運動の生みの親でもある。一人の女性が、政府・財界と対峙して、しなやかに誇り高く闘い抜いた原動力は、すべての人への「愛」だった。2025年3月比嘉正子生誕120年を迎える。今、戦禍に苦しむ世界の子どもたちへ、届けよう、比嘉正子の「愛」を…。
目次
第1章 マッカーサー元帥に伝えて
第2章 GHQを追い風に
第3章 ヒューマニズムの原点
第4章 GHQと共同戦線
第5章 対等な関係のGHQ
第6章 自らの民主主義
第7章 弱き者とともに
第8章 生活を守る改革
第9章 大和魂の誇り
結
資料編
著者等紹介
井上昌子[イノウエマサコ]
大阪生まれ。企画編集執筆。大学、博物館、図書館などのアーカイブスを紙媒体やデジタルデバイスのコンテンツとして展開するプロジェクトに携わってきた。企業のブランディングのためのコンテンツ企画制作も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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