内容説明
社会の倫理問題に答える骨太の倫理学。医療事故、環境破壊、企業の不祥事などの実例を詳細に検討することで応用倫理の基礎を堅固に構築。
目次
第1章 現在の倫理的状況と応用倫理学(本書の目的と問題範囲;応用倫理学について)
第2章 生命倫理と説明義務―実例が多い場合(説明について;「説明と同意」がわが国に定着してきた順序 ほか)
第3章 環境倫理の理念と現実―実例が少ない場合(福岡市博多湾内の埋め立て問題;高レベル放射性廃棄物と倫理 ほか)
第4章 経営の理念は利益と一致するか―承認されている理念がない場合(住宅金融管理機構による住友銀行の提訴;米国の倫理問題―グローバリゼーションにおける嘘について ほか)
第5章 倫理問題をどう解決するか(本書の目的と問題範囲の確認;理念と現実の三つの関係 ほか)
著者等紹介
小阪康治[コサカヤスハル]
1947年山口県に生まれる。1982年早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。中村学園大学・同短期大学部教授。文学博士。(専攻/哲学・倫理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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