出版社内容情報
ネット社会のコミュニケーションを検証。
内容説明
友好的になれるのか?対立するしかないのか?ネット社会といわれる現代のコミュニケーションを実験的に検証する。
目次
第1章 電子メディアがもたらす心理学的影響(CMC(Computer‐Mediated Communication)の機能と特徴
CMCの心理学的特徴と対決性 ほか)
第2章 CMCの相互作用に関する予備研究:メッセージの解釈と対決的反応(言語メッセージの解釈と相互作用の対決性:研究1 CMCにおける言語メッセージが受信者の反応に与える影響;NVMを伴うメッセージの解釈と対決性:研究2 NVMが受信者の反応に与える影響)
第3章 手がかり不足モデルの検討:CMCにおけるNVMの欠如と対決性(CMCにおける音声NVMの欠如と対決性:研究3 CMCは音声会話よりも対決的か?;CMCにおける表情・音声NVMの欠如と対決性:研究4 対面型会話におけるNVM手がかりの利用)
第4章 CMCにおけるメッセージの処理と対決性:NVMを伴うCMCに関する研究(CMCの作業負荷とNVMの解読:研究5 CMCに伴うNVMが受信者の反応に与える影響;チャネルとNVMがCMCの対決性に与える影響:研究6 チャネルの作業負荷とNVMが受信者の反応に与える影響 ほか)
第5章 総合的考察(研究成果の概要;CMCにおけるNVMの欠如が意味するもの ほか)
著者等紹介
佐々木美加[ササキミカ]
1993年大阪大学大学院人間科学科修士課程修了。2001年東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。常磐大学人間科学部講師。博士(文学)2003年。専攻は社会心理学・社会情報学・コミュニケーション
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