感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobu A
2
研究手法として使用するに当たって去年読んだ本を若干斜め読みで再読。朧げながらにしか内容も覚えてなかったが、今回は1度被験者として実践しているのでスキーマも活性化され、随分咀嚼された、ような気がする。揃ったデータを前にクラスターの概念化は命を削る作業だとか。うーん、果して命を削る覚悟が出来ているのか。そこのところ著者の内藤先生に一度伺いたい。朝からずっと作業で認知資源を使い果たした。こんな時は外に走りに出掛けよう。2016/08/04
Nobu A
1
1991年に著者により開発されたPAC(個人別態度構造)分析。ここ十年で認知度も急速に上がり、研究手法に使われているのを散見する。勉強しようと本を購入。刺激に対する自由連想、連想項目間の類似度評定、距離行列によるクラスター分析、各クラスターに対しての被験者自身によるイメージや解釈の検討、クラスター間の比較検討という流れ。一応理解したような気はするが、やはり実践してみないと。考察に研究者の技量がかなり反映されるので経験を積む必要もあると感じた。でも、面白そうな研究手法。誰か被験者になってくれ。2015/11/14