出版社内容情報
資本主義システムの原理的解明を目指す。
内容説明
貨幣の生成から市場の不確実性を論じ、更に信用機構と株式会社の発生を、市場の不確実性との関連で考察。資本主義システムを原理的に解明する。
目次
第1章 市場と貨幣(貨幣の発生と価値形態論;一般的価値形態と交換の不確実性;市場経済と生成の論理)
第2章 信用機構(市場と商業信用・銀行信用;発券の集中と銀行間組織の生成;情報と信用機構 ほか)
第3章 株式会社(株式会社の「指標」;株式会社の原理的展開;法人としての株式会社 ほか)
著者等紹介
松田正彦[マツダマサヒコ]
1953年東京都に生まれる。1977年法政大学経済学部卒業。1989年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、広島大学経済学部助教授(専攻/政治経済学・経済原論)
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