出版社内容情報
熱力学第二法則や利己的遺伝子で現代を読む。
内容説明
人類は、何処へ向かうのか？漱石やヴェーバーに耳を傾けながら、熱力学第二法則や利己的遺伝子論、ゲーム理論などを用いて現代社会を鋭く切り取る摩訶不思議な衝撃的文明論。
目次
第１章 カラクリ
第２章 末人概論
第３章 はじめに取引ありき
第４章 ファザコン娘に恋をして
第５章 差異にして化す
第６章 道徳はいりませんか？
著者等紹介
大谷正幸［オオタニマサユキ］
１９６９年２月１７日福井県勝山市に生まれる。１９９７年３月大阪大学大学院工学研究科修了。博士（工学）。１９９７年４月～金沢美術工芸大学講師
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感想・レビュー
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Cell 44
2
自然科学から見た文明論。第五章「差異にして化す」が、経済活動について金の流れを面積あたりで考えるという一見突飛な、しかし表面科学の視点では至極当然の発想から雑多(に見える)なデータをグラフ化し、その後熱力学と歴史の法則をアナロジカルに見ていくところが特に面白かった。2014/07/31
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