内容説明
本書は、個性的・自主的な学校改善を組織全体としてすすめていくために、教師の個人的な専門能力、具体的な研修体制や校務分掌などの組織づくりの前に、学校が組織としてあるいは教師集団として活性化していくための基本的な行動や意識のあり方を、社会心理学、組織心理学の観点から明らかにするものである。
目次
第1章 環境の変化と学校改善
第2章 教師の世界―教師集団の特徴
第3章 学校改善の原動力―内発的モチベーションと自己有能感
第4章 積極的に働きかける教師―教師のエンパワーメント
第5章 教師集団の活性化―教師個々から集団全体の活力へ
第6章 活性化を妨げるもの―派閥とインフォーマルな人間関係
第7章 学校改善の成果―集団の創造性
第8章 モチベーターとしての校長
第9章 学校改善