感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
51
レビュー2000冊目は、大好きなこの画家! と決めていました。ドイツ・ロマン主義絵画を代表する、静寂の画家・フリードリヒ。死の影が濃厚な作品が多い。幼い頃に母と妹が死去。少年期には、弟が、割れた氷の間に落ちたカスパー・ダヴィットを助けようとして溺死している。画家の深い心の傷を想う――。わたしは20歳の頃、代表作である『海辺の修道士』に出会った。その大胆な構図に“人間の卑小さ”を見た。<私は本来の自分になるために、私を取り囲んでいるものに没頭して、雲や岩と一体化する。自然と対話するために孤独が必要である>。2023/03/14
takakomama
2
静寂の画家、フリードリヒの絵画は落ち着いていて神秘的です。後ろ姿の人々の表情はわかりません。彼らは景色を眺めながら、何を考えているのでしょうか。2024/12/05
ばっは
1
単なる風景画でないフリードリヒの絵がいい。2008/11/16
アルクシ・ガイ
0
女房を質に入れても購入すべし。
ドラクロワ@灯れ松明の火
0
ほの暗く、自然の寒風にさらされたようなフリードリヒの絵。この本を読んでいると「嵐」「世界の果て」「荒野」といったような荒涼としたイメージの言葉が浮かんできます。でも拒絶されるような荒涼ではなく、何故か守られているようなそんなイメージも同時に抱くのです(^_^)2011/12/22
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