感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
39
2003年刊。邦題は「幻想的な環境芸術」。プロの作品ではないアウトサイダー・アート系の不思議で奇天烈な造形が集う場所の数々。TASCHENの本はカラー図版中心で、特に本書はほぼ解説無し。ブックオフで入手し、帰宅後一気に眺めてしまった。色とりどりのモザイク、獣や人の奇妙な彫刻、貝殻や陶器などにびっしりと覆われた家や神殿。ゴミと造形が積み重なった庭園。不気味な神像に護られた迷宮。山や洞窟も毒々しい色彩。デザインには各地の文化が混淆し、執拗な反復に目がくらむ。イメージの旅を与えてくれた製作者に感謝。2022/07/03
aof
4
アールブリュットと呼ばれる建物などの作品群。 洗練された芸術とは違って、その人の持つエネルギーが剥き出しで伝わってくるアールブリュット。カラフル!過剰!!エネルギッシュ! これが豊かな自然の中にあったりするのがまたいい。日本にもあるのかなー。2018/12/14
保山ひャン
3
世界の地域別に、過剰な建物や施設などを紹介している。ウルトラ・バロック、というか、サイケデリックというか、狂ってるというか。こういう世界を目にすると、自分という器が小さすぎることを痛感する。「ちょっとやり過ぎかな?」と思っても、世界から見たら、全然おとなしすぎるくらいなのだ。2015/02/07
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