目次
モグラ すべての建築家の父―ヴィーラント・シュミートが語る、建築に関するフンデルトヴァッサーの考え方の原点について
フンデルトヴァッサー 建築への夢―絵に描いた建築
建築思想家としてのフンデルトヴァッサー―宣言書、スピーチ、著述
フンデルトヴァッサー 建築家の模型―模型と平面図
建築医フンデルトヴァッサー
フンデルトヴァッサー・ハウス、ウィーン 1977‐86年
フンデルトヴァッサー・ハウス近くのヴィレッジ、ウィーン 1990‐91年
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
245
今まで知らなかったことが悔やまれる芸術家。フンデルトヴァッサーは1928年ウィーン生まれ。最初は画家としてスタートを切る。極めてカラフルな絵で、同時にクリムトを彷彿とさせるようなウィーンの香りの高いもの。この頃から既に後の建築への志向も伺える。その後は様々なことに手を染めているが、やがて建築模型を造り始める。そうして、ついに建築医フンデルトヴァッサーの誕生である。最初に手がけたローゼンタール社陶磁器工場あたりはまだ部分的な装飾にのみ個性を付け加えるという程度であったが、それがやがては建物全体に及ぶように⇒2025/07/12
つーこ
23
本当にため息が出ます。窓なのに髭があったり建物なのに曲線しかなかったり柱なのに球体だったり。色使いも本当に斬新で、彼ほど建物の既成概念にとらわれる事なく自由に建築を楽しむ建築家は、そうはいないと改めて感じました。(もちろんそれを許可する頭の柔らかい市町村も必要ですけど。)ウィーン、死ぬまでに絶対に絶対に一度は訪れてみたい。2016/12/12
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