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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koki Miyachi
9
伝説の芸術家モディリアニの人生を作品とともに辿る。パリのモンマルトルの芸術家との交流、モンパルナスにおける彫刻に没入した時代、その中で見出したフォルムの単純化の方向性。そして再び絵画に向き合い独自の作風を確立する。愛人ジャンヌ・エビュテルヌとの出会いと肺結核による死。二日後にジャンヌは後を追って自殺する。こうした激動の人生を生きる中で描かれた絵の数々に、静かな感動を感じる。忘れ形見の娘ジャンヌが書いた評伝「モディリアニ 人と神話」を必ず読もうと思う。2013/08/25
0422
0
とてもいい。女性の描き方、ひとつ。2016/11/30
スプーン
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モディリアーニの作品は後期のモノが僕は好きで、愛妻のジャンヌを描いた作品などは絶品である。たとえ、この画家の人生に狂気が入っていたとしても、後期の作品からは一貫した暖かさのある美意識を感じずにはいられない。この本の説明・解説文は、(世にあふれる同様のモノもすべて)単調で、長ったらしく、無意味であり、芸術品そのものからの感動には到底及ばない。解説は星1、作品は星4。2009/03/16