タッシェン・ニュー・ベーシック・アート・シリーズ フリーダ・カーロ - その苦悩と情熱

アンドレア・ケッテンマン

タッシェン・ジャパン（2000/08発売）

• サイズ B5判／ページ数 96p／高さ 26cm
• 商品コード 9784887830042
• NDC分類 723.56
• Cコード C0371

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ybhkr]

こんなに充実した図録的役割を持った本が千円とはコスパよすぎ！文章は翻訳なので読みにくいがとにかくコスパがよい。読解力がある方ならばこれ一冊で充分フリーダの47年の人生を辿る手がかりになるだろう。多少のむずかしい部分は日本人が書いた著書でフォローできる。写真や作品や年譜、現在美術館になっている青い家の写真などカラーの図版が今まで読んだ小さいサイズのこの価格帯の本の中ではダントツによい。フリーダのベッドが特に印象的。また、ディエゴの浮気相手でもある妹と一緒に写った男装写真も気になった。

2015/12/11

[0422]

とてもいい。描写すごい。

2016/12/05

[Kavi]

バスに引かれて、手中が自分を貫くという悲惨な交通事故に見舞われたカーロ。傷ついた自分をひたすら表現する怖さ。一度見たら忘れられないインパクト。ありのままの自分とは何かを追求しまくった感じがあるわ。

[ニャーテン]

彼女の絵は常に生きていて常に叫んでいる。その叫びが心を捉えて離さない。

[biccvo]

これを読んで「フリーダ」はよい映画だったなあとしみじみ思い返しました。実物を見たことがないので分かりませんが、見てて痛いとか苦しいとか悲しいとか、そういうんだけじゃないといいなあ。しかし個人的には女の業の極致を見るようでほっとするところもあったりします。彼女にとってのディエゴのような人には出会いたいようなたくないような。

2012/02/25