Dis+Cover Science<br> ようこそ、私の研究室へ―世界に誇る日本のサイエンスラボ21

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ようこそ、私の研究室へ―世界に誇る日本のサイエンスラボ21

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  • サイズ 新書判/ページ数 327p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784887598560
  • NDC分類 402.8
  • Cコード C0240

内容説明

ひらめき能力のあるコンピュータで「脳を創る」カオス理論、親の不注意とされてきた子どものケガを予防するセンサ技術、「藻」のオイルによる次世代バイオ燃料開発、「動物の体」で「人間の臓器」をつくる驚異の再生医療、巨大屋外模型施設が解き明かす都市の異常気象、「クレイジー」な装置がきり拓く量子コンピュータの未来、津波と地震から世界の人々を守る予測研究、渋滞解消に威力を発揮する数理モデル、猫を怖がらないネズミが生まれる嗅細胞の謎、不思議生物「粘菌」から学ぶ生き物の「賢さ」―などなど。総勢21人のサイエンティストが、自らの独創的な研究を語る。21世紀の科学の多様性を物語る1冊。

目次

第1章 独自のアイディアで驚きの成果を実現する研究室(まったく新しい「X線技術」でガンの早期診断に挑む;不思議な生物「粘菌」から「生き物の賢さ」に迫る ほか)
第2章 最先端を探求し世界を舞台に活躍する研究室(アスリートのような科学者、量子情報科学を駆ける;タンパク質の解析は世界が舞台だ ほか)
第3章 夢を原動力に新しい分野を開拓する研究室(カオス工学で「脳」を創ろう;猫を怖がらないネズミ登場!情動の秘密 ほか)
第4章 新しい技術の創出で社会を変える研究室(交通渋滞を解決するのは「数学」におまかせ;水の浄化システムで世界の暮らしを安全に ほか)

著者等紹介

黒田達明[クロダタツアキ]
1963年、東京都生まれ。東北大学理学部に入学。89年、同大学大学院理学研究科物理学第二専攻修士課程を修了し、(株)東芝に入社。総合研究所に勤務。93年、同社を退社。その後、学習塾、広告制作会社などを経て、フリーランスライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

1
自分がやりたいからこそ研究する。そのような本能から来る要求に従って行うからこそ、大きな成果が得られるような集中力が発揮できる。何をモチベーションとするかは個人によって異なるし、それは決して悪いことではない。自分にとって何が大切化を考えてしっかりとそれに殉じることこそが重要である。2017/01/02

たかD

1
日本の有名な研究室を一般向けに紹介した一冊。いくつも研究室が羅列してあってちょっと単調だなと思っていたら、自分の将来やりたいと思っていた研究ずばりが出てきて驚いた。岩田想先生の膜タンパク質の構造決定で、想定していた薬理応用を目指して研究が進んでいる事にも驚いた。ひとつこれで得た教訓があるとすれば自分が思いつくような事は他の誰かが思いついている。という事か。この研究室の存在を知った時からしばらく研究室選びを根底から考えなおさざるを得なくなった。しかしこれのおかげでより深く考えれるようになった。そんな一冊。

0
日本が誇る21人の研究者の半生を鮮やかに書き記した本。研究はロマンだ!2014/12/25

_k_m_k

0
研究、やってみたくなる!2011/10/26

noritsugu

0
21人の科学者。2011/04/06

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