内容説明
官僚はバッシングのなか、なぜいまも仕事の主導権を握り続けているのか？数々の行政改革の嵐をいかにすり抜けてきたのか？豪腕政治家の圧力をどのようにして防いできたのか？逆説的な話なのですが、国民や政治家の視点から見ると腹立たしい限りの官僚であるからこそ、サラリーマンにとって学ぶべきことがたくさんあるはずです。その官僚の恐るべきサバイバル能力を徹底解明し、伝授するのが本書の目的です。
目次
序章 サバイバル官僚はなぜ、「威張る政治家」を説得できるのか？
第１章 単なる受験秀才官僚が、なぜ、豪腕政治家を丸め込めるのか？
第２章 「ゴマすり力」は、最強のサバイバル術
第３章 ゴマすりを成功させる五つの法則
第４章 東大法学部卒のエリート若手官僚がなぜゴマをすれるようになるのか？
第５章 誇りあるゴマすりｖｓ卑屈なゴマすり―ゴマすりは自分の市場価値に依存する
著者等紹介
中野雅至［ナカノマサシ］
兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科教授。１９６４年奈良県生まれ、同志社大学文学部英文学科卒、平成２年旧労働省入省。旧厚生省課長補佐、新潟県総合政策部情報政策課長、厚生労働省大臣官房国際課課長補佐を経て、公募により兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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takaC
35
学ぶべきことはあまり書かれていなかったような気がする。という感想。2014/08/01
yamikin
10
論理的思考能力、プレゼンテーション能力を学ぶのもよいけれど、実際我々が話す相手は傲慢で権力的で、自分が誰よりも頭が良いと思っている人たちだらけなのだ。特に仕事で付き合う人間なんて尚更だ。だから学者ではない我々は実践的な交渉力を身に付ける必要がある。本のタイトルは吊りっぽいけれど意外としっかりした本。官僚の実態についての記述が５割、交渉術に関する記述が５割といった章構成。2011/08/26
ステビア
7
サバイバル・テクニックとしてのゴマすり。2018/03/04
ヨーコ
4
新聞に著者のコメントが載っていて面白かったので著作を読んでみました。 う～ん。正直言って、記事の方がコンパクトにまとまっていて面白かったですね。明確な目的が有ってゴマをすることは戦略で有る。ご説、ごもっともです。☆では、私自身はどうかと言いますと・・・ゴマはすらない人間ですが、相手の良いところを見つけてホメることはよく致します。これは、社会人として最低限の礼節ですしコミュニケーションの基本だと思っております。2014/07/18
奈良 楓
4
キャリア官僚の仕事術がおもしろかったため読みました。ゴマすりテクニックばかりを述べているわけでなく、官僚がどういった志や目的をもってゴマをするかといった背景も書かれていておもしろかったです。2014/03/04
