内容説明
もし「明日」が無限にあるわけではないとしたら、あなたは「今日」をどう生きますか?無気力な夏休みを過ごす僕の前に現れた、不思議な雰囲気をまとった女の子。僕たちが交わしたある「人生の」約束の物語。
目次
画廊
八月六日
長い一週間
第1講 自分の欲しいものを知る―ライフリストを作れ
第2講 夢を実現させる方法を知る―二枚目のライフリスト
第3講 経済的成功の真実を知る―『円』の読み方は?
第4講 魅力溢れる人になる―コンプレックスを個性に変える
第5講 手段を目的にするな―目標達成の方法は一つではない
第6講 できないという先入観を捨てる―可能を不可能にしてしまう恐るべき敵
電話
助言
ハルカの部屋
手記
扉の向こうの真実
最後の講義
勝利の女神
手紙
著者等紹介
喜多川泰[キタガワヤスシ]
1970年生まれ。愛媛県出身。東京学芸大学卒。2005年『賢者の書』(ディスカヴァー)にて作家活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
196
初喜多川さん作品です。読書友達さんからのオススメで昨年、そして今年とオホーツクエリアに講演会にも来てくださるようで、チャレンジしました。自己啓発ネタをサラリとした青春&ラブストーリーに絡めており、とても読みやすかったです。若いうち(特に高校生)に是非読んでおきたかったと思わせてくれるステキな文章がたくさんありました。年を重ねるにつれて、夢を語れなくなり、現実しか直視せず、終いには現実からすらも目を背けてしまう世の中で、どんな些細なコトでもいいから自分が少しでも前向きになれるよう努力すべきなんだと思います。2018/09/30
貴
87
目標をたて努力をし人に感謝をしても人生がうまくいかない、そんな時「綺麗にし、メイクする、それで強くなれる」ドラマの大好きな台詞です。2022/11/20
あつひめ
77
コテコテの自己啓発本よりもすんなりと入ってくるのは、小説化されているからかも。頭ではわかってもなかなか行動に移せないのが悩みの種だけれど、その第一歩の行動に移せたら、一つの山を登ったことになる気がする。死だけは約束されている…あー、本当だ。だからこそ、納得できる日々を過ごさないといけないんだな。半世紀近く生きてしまったけれど、残りの人生の層を厚くできるよう過ごしたくなった。2015/08/07
Gotoran
75
小説に中で知らされる生きていく上での大切な考え方、何気なく読んでも気付かされる、多くの若い人に読んでもらいたい一冊だ。2010/04/25
はにこ
70
一日一日を何となく過ごしている私には少々耳が痛い内容。いつ終わるのか分からない人生を精一杯生きる方法のヒントが書かれていたと思う。がむしゃらに生きていた若い頃に読みたかったかな。手段を目的にせずに今の私なりに光を放ち生きて行こうと思う。2023/01/03