内容説明
日本人だけが本を読まなくなったのか?それとも、人間の読書の習慣が激変しているのか?本と読書の未来を展望する必読の一冊。
目次
第1部 読書に何が起きているのか?(誰が本を読まなくなったのか?―読書調査を読む;子どもたちはなぜ、読書から逃走するのか?;読むことの衰退、この新しい現象に向き合う ほか)
第2部 世界の読書習慣はいま―世界の出版人・学者にきく「読書の習慣は失われたか?」(イギリス―国民の七割が週に一度は読書をしている;アメリカ―読書には「黄金時代」など存在しない;イタリア―若者と女性が本を読む習慣を保っている ほか)
第3部 新しい読書人が生まれるとき(二〇〇一年、ついに人は電子の本を読む;百科事典と読書の未来;読書の習慣は記憶の再生から生まれる ほか)
著者等紹介
加藤典洋[カトウノリヒロ]
1948年生。文芸評論家。明治学院大学国際学部教授
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- 和書
- 権力論 岩波現代文庫