著者等紹介
ショー,エリザベス[ショー,エリザベス] [Shaw,Elizabeth]
1920年アイルランド・ベルファストに生まれる。13才で家族でイギリスに移り住み、その後ロンドンの美術学校で学ぶ。戦後は彫刻家で画家のご主人とともに旧東ドイツのベルリンに移住。雑誌の挿絵や旅の手記を手がけていたが、後にこどもの本の挿絵を始め、やがてお話も書くようになる。本国では20冊近くの作品が出版されている。1992年没
ゆりよう子[ユリヨウコ]
1965年東京生まれ。国際基督教大学教養学部社会科学科卒業。日本の図書を海外出版社へ紹介する仕事に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
31
白い羊の中に1匹だけいる黒い羊。だからちょっとした事でも目立ってしまう。ある時、事件が・・。でもクロだからこそ活躍できた。相手と違っていてもいい。「世界に一つだけの花」を思い出した。2023/08/10
ヒラP@ehon.gohon
16
白いヒツジの中に黒いヒツジが1頭いたら、黒いヒツジは仲間はずれなのでしょうか。 色の違いは、ただの個性であることを改めて感じました。 劣っている訳でも、優れている訳でもないけれど、みんなと仲間です。 それでも、クロの活躍は素晴らしいですね。 クロだからできたことに、おじいさんは教えられたようです。2023/07/18
たくさん
0
白いからって黒いからって違うっていうことはもし少数派だったら目立つ存在になる。この場合黒いものがとてもいいって事件があったから思えるけれど、模範にならなければいけないってことはない。目立つということは悪いこともよいことも目立つ。いいところを見てもらうには絶好だ。だから私たちも生きていて悪いところが目立ち始めたらいいところを認めてもらえるチャンスだなって思いました。2023/04/22