出版社内容情報
京都・亀岡の恒例の武者行列に、雷とともに現れた侍装束の少年。「それがしは明智光秀の家臣である。」400年前の戦国時代からタイムスリップ。
およそ10~11才から
著者等紹介
広瀬寿子[ヒロセヒサコ]
神奈川県に生まれ京都に育つ。『小さなジュンのすてきな友だち』(あかね書房)で児童文芸新人賞、『まぼろしの忍者』(小峰書店)で日本児童文芸家協会賞、『そして、カエルはとぶ!』(国土社)で、赤い鳥文学賞、『ぼくらは「コウモリ穴」をぬけて』(あかね書房)で産経児童出版文化賞大賞を受賞
曽我舞[ソガマイ]
岐阜県に生まれる。三重大学教育学部美術科卒業。美術の高校教員を経て、絵本、イラストレーション、さし絵などを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まりこ
6
うひゃー。これはいい!400年前から、サムライがタイムスリップしてきた?!「それがしは、明智日向守、家臣、稲葉小太郎と申す」 400年後の世界を驚きと好奇心で見つめ、貪欲に学ぼうとする小太郎と、小太郎の言葉を信じ、小太郎を守る!と決意する哲也。二人少年の間にあるのは、友情というより、敬意のように思う。現代とサムライのズレが面白いだけでなく、小太郎の潔さ、柔軟さがミソだと思う。サムライ小太郎かっこいい♡ 惚れるでこざる。小学校中学年から。2013/11/04
光
3
清々しいような、切ないような様々な感情が溢れて、ちょっと放心状態に。いつまでも心に残る作品。2014/09/20
サワコ
2
亀岡市で毎年5月3日に執り行われている、明智光秀公を奉る武者行列。その最中に突如現れた小太郎少年。彼は、自分は明智光秀公の家臣の長男だと言います。突如、思いがけず、400年前からタイムスリップして来た小太郎少年。そして中2の哲也と弟の小5の健二と一緒に生活することに。小学校中上級向きとありますが、大人でも十分楽しめます。歴史好きの方もそうでない方も。2017/05/01
kana
1
童話館より10歳長女に配本。400年前の戦国時代からタイムスリップしてきた少年と、現代を生きる僕。ちょうど今年の大河ドラマ「軍師官兵衛」にはまっているので、歴史上のちょっとマニアックな人物もすぐにピンときて、かなりおもしろかったみたい(官兵衛は出てこないけど)。素直で潔いサムライ少年、素敵です。2014/09/23
morgen
0
小太郎の切り替えの早さがかっこいい。戦国時代の歴史に興味が沸く。2018/09/20
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- 和書
- まほう色の瞳