改革か革命か―人間・経済・システムをめぐる対話

個数:

改革か革命か―人間・経済・システムをめぐる対話

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月26日 11時20分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 176p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784753103607
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C0010

内容説明

異端の経済学者VS『負債論』の人類学者。NHK「欲望の資本主義」に出演し、日本でも話題となった異端の経済学者トーマス・セドラチェク。世界的ベストセラーとなった『負債論』の著者で、人類学者にしてアクティヴィストのデヴィッド・グレーバー。異色の組み合わせによる、市場、負債、官僚制、資本主義といった「システム」と「人間」をめぐる徹底討論。

目次

第1章 体制の変革か、体制の打倒か
第2章 壁の前の市場 壁の後ろの市場
第3章 システム危機―身体と魂との分離
第4章 汝は負債なれば、負債に還るべきなり
第5章 システムの(不)自然さについて
第6章 オキュパイ―前への一歩か、脇への一歩か?
第7章 カオスとホモ・エコノミクス

著者等紹介

セドラチェク,トーマス[セドラチェク,トーマス] [Sedlacek,Tomas]
1977年生まれ。チェコ共和国の経済学者。CSOB(チェコスロバキア貿易銀行)にてマクロ経済担当のチーフストラテジストを、ならびにチェコ共和国国家経済会議の前メンバーを務める。プラハ・カレル大学在学中、20代で初代大統領ヴァーツラフ・ハヴェルの経済アドバイザーとなった。日本ではNHK「欲望の資本主義」シリーズなどに出演したことで知られる

グレーバー,デヴィッド[グレーバー,デヴィッド] [Graeber,David]
1961年生まれ。アメリカの文化人類学者、アクティヴィスト。アメリカ国内の大学で教鞭を執ったのち、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス人類学教授に就任。2020年9月、滞在先のイタリア・ヴェネツィアで急逝

フルパティ,ロマン[フルパティ,ロマン] [Chlupaty,Roman]
チェコ系カナダ人のジャーナリスト、大学講師、メディア・コンサルタント。世界経済、国際政治を専門とする。トロント大学で国際関係学と経済学を、オーフス大学、アムステルダム大学、ロンドン大学でグローバル政治経済学、コミュニケーション理論を学ぶ。トロント大学ではティーチング・アシスタントを務める

三崎和志[ミサキカズシ]
1963年生まれ。東京慈恵会医科大学教授。専攻は哲学

新井田智幸[ニイダトモユキ]
1981年生まれ。東京経済大学専任講師。専攻は経済思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mak_1410

1
「彼らがWTOのような組織は悪だと言ったとき、それが意味していることは、そこにいい人もいるかどうかは問題ではなく、構造的によく振る舞うことができないということなのです」。WTOをいろんな会社に置き換えて読みたい一文や2022/11/27

Ñori

1
70ページぐらいからようやく面白くなってくる。グレーバーの存在感がセドラチェクを食ってしまっている印象。結論では、今村仁司の「ホモ・コミュニカンス」という言葉が有効性をもって導入できそうだが、両人がいうようにモデル化はできないだろう。ベースとしての生活があって、その周囲はカオス的に可能性にあふれた領域として開かれているというグレーバーのビジョンに共感。2022/05/02

河村祐介

1
完結な対談形式ゆえのわかりやすさと示唆に富んだ表現。タイトルに反してずいぶんと目線も低くて読みやすい。グレーバーの各論の入り口としてもいい感じなのかも。2020/12/09

ishii.mg

0
DGの主著ともいえる負債論やブルシットジョブもいつか挑戦しよう。フツーに考えればTSのいう改革なんだろうが、DGの想定す瑠革命に賛成だ。モースの贈与論やクラストルも死ぬ前に読まねばならん。ソウルやスピリット、倫理や魂やら重要な論点なのだということをデカルトを前提とした現代印の人間でも見通さなあかん。でしょう。 2023/06/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16934745
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。