出版社内容情報
ある日、大切なぼうしを風に飛ばされてしまったチトは、新しいぼうしを買いに、お父さんと市場へでかけます。
さまざまぼうしをかぶってみますが、なかなかぴったりのものに出会えません。
およそ5~6才から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Misae
1
茶色のシンプルな線で書かれた絵。帽子だけが黄色くて印象的。 帽子を失くしたチトがお父さんと帽子を買いに行く話。 2011年9月 第1刷2023/03/26
のん@絵本童話専門
1
茶色の細い線で描かれた絵は、表情が独特で頭が大きくバランスも悪いように見えるが、古代の壁画のようにも見えて見るほどに味わい深くなっていきます。シンプルですが表情豊かです!メキシコの山奥で暮らすチトが、町ではじめて経験するものに目を見開いているのですが、チトのワクワク感がすごく伝わってきます。妹の驚きようもいいですね!いいなあって気持ちが読むたびに少しずつ高まるのを感じます。2022/06/14
kotoji
1
メキシコの田舎町のお話。市場に買物にいくにも一日がかりの村の家族のそぼくなやり取りがなんともいえずほっこりする。絵が独特。2014/03/30