内容説明
きつねのハーキンは、ちいさな山のうえに、家族といっしょにくらしていました。がある日、きつね狩りのすきな地主のところの番人にみつかってしまい…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆのん
44
【絵本】狐のハーキンは山の上で家族と暮らしている。好奇心旺盛なハーキンは禁じられているのに谷まで降りていく。人間に見つかり狐狩りになるが…。ハーキンの行動にはハラハラさせらる。3072019/10/09
Cinejazz
16
〝きつねのハーキンは、小さな山の上に家族と一緒に暮らしていた。「この山の上だけで、遊びなさい。谷へ降りていってはいけないよ。そんなことをすると、狩人に見つかって、ここまで後をつけられて、そうなると、みんなが無事でいられなくなるからね」と、いつも親から言い聞かされていたが、山の上での遊びに飽きあきしていたハーキンは、みんなが寝静まると、こっそり谷へ降りていった!・・・〟ジョン・バーニンガム作による “狐の子は狐” のお話し絵本。🦊 2023/12/13
ひな
16
今月のぶっくくらぶより長女用その1。親の言うことを守らなかったために仲間を危険にさらしたハーキン。けれど結局はその勇気ある行動のおかげでキツネ狩りに怯えずにすむ暮らしを手に入れる。親の言いつけを守るだけが全てではないってことかな。ラスト、親になったハーキンに、また無鉄砲な子供がいるってところが良い。果たして歴史は繰り返されるのか?親になって初めて親の気持ちがわかるよね、ハーキン(笑)2016/04/30
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
『ハーキン』と『にげろハーキン』を借りて、続きものだと思っていたら、こちらは『にげろハーキン』を絵本化したもの(2003年発刊)。使われている絵は一緒、訳は秋野翔一朗さん。訳もそれほど変わっていませんでした。思いがけず読み比べになりました。2019/06/23
退院した雨巫女。
13
耳鼻科 再読 自分の身勝手で仲間を危険にさせることがある。自分の行動には、責任をもとう。2013/09/14