内容説明
こぎつねは、いえのまわりのやわらかいみどりのはらっぱであそぶのに、あきていたのです。「いつかね」と、こぎつねがいいました。「せかいのはてへゆくたびにでるわ」「まあせかいのはてへ!」かあさんぎつねはおどろきました。「そこって、ずいぶんとおいところなの?」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
11
世界の果てまで行ってこようというこぎつねくんの空想ものがたりです。 その想像力と破天荒さに圧倒されるお母さんの反応も面白く感じました。 様々な冒険を経て、おなかがすいたらやっぱり最後の到着点は…、収まりも絶妙です。 でも、この絵本の絵と内容からは、こぎつねくんは男の子に思えてしまうのですが、語りは女の子です。 このギャップは何故でしょう。2019/06/09
ダリヤ
7
こぎつねが、おかあさんぎつねにはなす、せかいのはてへゆくたびのおはなしは、きけんがたくさんだけれど、こぎつねはどんなきけんやくなんがあってもへいき。だけどね、だけどね、やっぱりせかいのはてより、おうちとおかあさんがいいのよね。2011/10/25
サニー
5
優しいお母さんと文がよかったです。絵は好みが分かれそうです。2011/11/06
kana
2
こぎつねが繰り広げるファンタジーと、それに寄り添うおかあさんぎつねのわくわく、そして心温まるお話。母親はこのくらいゆったりと、そしてしっかりとこどもと向き合うべきなのね・・・と反省させられたりして。2013/01/17
fig
1
お母さんの格好が気になるほどおしゃれですね。せかいのはてについた?の繰り返しがあるのが心地良いです。絵の構図が枠を面白く使っていていますね。引き込まれます。2015/03/19