感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
98
愛犬のアルと遊んでいたはずだった。ところが、木の枝を投げたら大変なことになってしまう。枝を追いかけてアルは走っていきます。飼い主の少年もアルを追いかけて走っていきます。けれども、いくら追いかけてもアルを見つけることができません。どうやら、少年はアルを見失ってしまったようなのです。街中を探しても見つからず、探し犬の貼り紙をして、聞きこみもして、一生懸命アルを探すのですが…。少年の一生懸命さがいいですね。少年とアルの絆の深さが伝わってきます。ひとりで、ある知恵を絞って奮闘する姿も格好いいなと思ってしまいます。2014/05/10
古古古古古米そっくりおじさん・寺
53
他愛ない内容ながら、眺めるのが楽しい絵本だった。文章は無く台詞もわずか。絵の大きなコミックのようである。飼い犬がいなくなって探して見つけるまでの24時間。右ページと左ページで少年と愛犬が擦れ違う。色彩も良く、外国らしい街角がまた良い。しかし、この後、清掃車とホットドッグ屋の揉め事はどうなっただろう?(笑)。2016/05/31
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
43
文字が少な目の本。愛犬アルと遊んでいたら、いつの間にか行方不明に。アルを一生懸命探す飼い主の少年。すれ違う場面ではあーともどかしくなりハラハラしたり、最後、再会出来てホッとしました。子供と色々会話しながら楽しめると思います。2020/09/13
ヒラP@ehon.gohon
23
逃げて迷子になった小犬を探す少年と、犬のアルが再会するまでのドタバタコメディーです。 少年は犬と再会してめでたしめでたしではありますが、周りではとんでもないことが、連鎖的に起こっています。 笑ってばかりではいられないのですが、意外と狭い空間で起こっていることに軽妙感を覚えました。 こういう作品に文章は不要ですね。2023/04/07
さくらもち
9
男の子の愛犬アルがある日人混みにまぎれて行方不明になってしまう。男の子はアルを、一生懸命探すけれども、あと少しのところですれ違ってばかりで・・。2012/07/18