出版社内容情報
かえでがおか農場に住んでいるのは、私たち家族、犬、馬、ブタ、ガチョウとにわとり、めうしとやぎとひつじ。
それからねこ。農場のまわりには、森の小動物たち。
たとえば、ねこのマックスは、ネズミやウサギやリスをつかまえて食べてしまいます。そうしておのこしを、人間にわけてくれます。
個性的なそれぞれを紹介しながら、季節と自然に包まれた日々を語ります。
およそ6~7才から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まいぽん
24
農場に住んでいる動物たちを、1頭ずつ、1羽ずつ紹介する絵本。淡々とした説明みたいな文章なのに、動物たちと知り合いになったみたいにみんなを好きになってしまう。「このおおきなオンドリの名はオオイバリ。子どもがきらいです」「りこうではなくても、ヒツジにはとてもかわいいところがあります」「いつも4ひきくっつきあってねます。どこからどこまでがどのネコかわかりません」「まえにいた動物たちと…いまいる動物たちと…これからやってくる動物たちが…よろこびとわらいといのちをはこんできてくれます」…ね、とてもいいでしょう。2021/03/29
小夜風
22
【図書館】かえでがおか農場の動物たちを紹介していく絵本。作者さんたちが愛情深く動物たちと接していることがよく判ります。それぞれの動物の特徴が凄く可笑しくて楽しくて、そんな中にシビアな現実も書かれていて、面白かったです。毛を刈られる時怖くて気絶しちゃうヒツジとか(笑)。これだけの動物たちがいたら毎日何かしらの事件(?)が起きていて、それを作者さんたちが心から楽しんでいる様子が伝わってきました♪2015/09/06
ひな
11
今月のぶっくくらぶより長女用その1。ストーリーはなく、かえでがおか農場に暮らす動物たちが彼らの性格や暮らしを交えて紹介されていく本。毛を刈られるとき怖くて気絶しちゃうヒツジだとか、その気になったときだけ子どもをのせた車をひっぱれるヤギだとか、動物たちが生き生きと、そしてユーモラスに語られるのが楽しい。ラストの「動物たちが、よろこびとわらいといのちをはこんできてくれます」という一文が素敵でした。2015/11/23
ペイトン
11
かえでがおか農場の個性豊かな動物たちを紹介している絵本。たくさん出てきます。人間と一緒にこんな風に自然に生活出来るかえでがおか農場の動物たちは幸せです。どの動物も素敵だけど、ブタのパールが好きです。2015/06/21
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
かえでがおか農場シリーズの1冊。農場の動物たちを1匹ずつ紹介。誰が誰を好きとか嫌いとかも書かれている(笑)2022/06/30
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