徘徊する浪人たち―近世下野の浪人社会

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  • サイズ 46判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784887483804
  • NDC分類 213.2
  • Cコード C0021

内容説明

彼らはどこから来て、どこへ消えていったのか?第8回随想舎歴文研出版奨励賞。

目次

はじめに―徘徊する浪人の世界へ
第1章 増加する徘徊浪人
第2章 徘徊浪人の様相
第3章 浪人と村の契約
第4章 契約の変質
第5章 形骸化する契約と浪人
第6章 集団化する浪人と取り締まり
第7章 幕末から明治の徘徊浪人
補章 中部地方の徘徊浪人の動向

著者等紹介

川田純之[カワダジュンシ]
1961年栃木県宇都宮市生まれ。1984年慶應義塾大学文学部卒業。1986年同大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、栃木県立宇都宮東高等学校勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Cebecibaşı

2
19世紀に数が増した藩の規制から外れた浪人を対象とした本。一般書なので全体的に軽く読める一冊であるが、なかなかに面白かった。資本制の成立が進行していた同時期に江戸では野非人が大量発生しており、同時に裏店層が拡大していたことが塚田孝や吉田伸之の研究で指摘されているが、浪人の増加も同様のプロセスの中で起きていたのだろうか。これらの研究と併せて浪人仲間の研究を行うことで、さらに広い視野を展望できるのではないか。2020/04/23

ntscp2020

0
江戸時代中後期の栃木県における浪人、主君を持たない流浪する武士に関する本。イメージでは江戸時代の武士は脱藩が容易でなく漂浪することは難しいのかと思っていたが、諸事情あるのだろうが、流浪し村々を徘徊しながら独自の社会を形成する浪人たちの姿を感じ取ることができた。村に対して高圧的に「ねだり」をするケースが多く、武士という姿からは程遠いが、生きていくのも大変だったろうと思う。2020/08/18

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