内容説明
半世紀以上にわたる調査・研究から、とちぎの仏像・神像・仮面に秘められた「いのり」と「こころ」に迫った著者渾身の集大成!
目次
1 宇都宮に伝来した仏像と神像(大谷磨崖仏と石心塑像;神像と〓枳尼天騎狐像―日光山の神々との習合;同慶寺蔵 本尊釈迦如来坐像と大同妙〓坐像について―芳賀一族に関わりのある仏像)
2 宇都宮氏の信仰と造仏活動(宇都宮朝綱と平貞能―小松寺・如意輪観音像について;宇都宮朝綱造立の東大寺大仏脇侍如意輪観音菩薩像について;秦景重作 一向寺阿弥陀如来坐像―中世下野鋳物師研究の一節として ほか)
3 栃木県の仏像・仮面・神像(長沼宗政と善光寺式阿弥陀三尊の脇侍像;住林寺蔵 寿永三年在銘の阿弥陀如来坐像及びその随侍像について;岩舩山地蔵菩薩縁起絵巻―岩船山の地蔵菩薩像について ほか)
著者等紹介
北口英雄[キタグチヒデオ]
1938年大阪府生まれ。立命館大学文学部史学科卒業。栃木県立鹿沼農商高校、栃木県立栃木高校、栃木県立美術館、栃木県立博物館人文課長、栃木県立美術館副館長退職。小杉放菴記念日光美術館館長、東京家政大学教授を歴任。1991年文部大臣賞受賞。1992年日本博物館協会賞受賞。1998年栃木県知事賞受賞。2004年文部科学大臣賞受賞。東京学芸大学、茨城大学、宇都宮大学、群馬県立女子大学、宇都宮文星芸術大学、国学院大学栃木短期大学非常勤講師を歴任。現在、栃木県立博物館友の会理事、日光市文化財保護審議委員会委員、鹿沼市文化財保護審議委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 謀略のパルス 二見文庫