内容説明
古在由直、沢野淳、坂野初次郎、長岡宗好、横井時敬、津田仙―明治の農学者たちは、足尾鉱毒事件にどう向き合ったのか。
目次
第1章 足尾鉱毒事件の経緯(古河市兵衛の銅山経営;足尾銅山の発展 ほか)
第2章 鉱毒被害への対応(被災直後の動向;行政当局の処置 ほか)
第3章 鉱毒被害調査と報告書の提出(古在由直、長岡宗好の報告書提出;古在、長岡の報告書の内容 ほか)
第4章 鉱毒事件の進展(第一次鉱毒調査委員会の設置;古在の海外留学 ほか)
第5章 被災地調査の継続(横井時敬の被災地視察;横井の経歴と処遇 ほか)
著者等紹介
山本悠三[ヤマモトユウゾウ]
1947(昭和22)年12月生まれ。2018(平成30)年3月東京家政大学定年退職。現在、東京家政大学名誉教授。博士(文学)。専攻:歴史学、農政学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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