内容説明
没後100年を経て、なお語り継がれる田中正造。黙して去った男の背中は、なにを語るのか。ともに肩を組んで闘い、あるいは睨み合って対峙した三人の男の生涯をとおして、闇にかすむ鉱毒事件の謎に迫る意欲的長編小説。
著者等紹介
水樹涼子[ミズキリョウコ]
1961年栃木県鹿沼市(旧粟野町)に生まれる。東京女子大学文理学部日本文学科卒業。現在、NHK文化センター創作講座講師、獨協医科大学非常勤講師、日本ペンクラブ会報委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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