内容説明
田中正造の谷中村は、国策の銅生産のために、鉱毒に苦しみ一人残らず村を追われた。ふるさとに生き土を耕し作物を作って食べる暮らしは、ぷつんととだえた。田中正造の「真の文明は山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし」のことばをどう引き継いでいけばいいのだろうか。
目次
福島から転校して、遊水地に立つ
生きものが萌え出す野焼き
遊水地に、むかし、村があった
鉱毒で、花と虫と鳥と魚が消えた
草木が生えない裸山の足尾銅山跡
谷中村の鉱毒は七〇年続いた
国のために少数の国民はあとまわしになる
父に聞いてわかってきた福島原発
「棒出しは東京に洪水があふれないようにしたのです」
最後まで遊水地に残った一六戸の農民〔ほか〕
著者等紹介
一色悦子[イッシキエツコ]
福島県郡山市出身。京都女子大学短大部文科卒業。「受験連盟」で毎日児童小説賞受賞。日本児童文学者協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



