内容説明
ブナの立ち枯れ、採石による山の変容、シカの増殖、日本の山の自然はどうなってしまったのだろうか?経済発展の後ろ側で自然がどんどん壊されていく。それでも、地道に自然を守る活動を続けている人たちがいる。
目次
第1章 丹沢―衰退する自然(稜線のブナの立ち枯れ;崩壊する山 ほか)
第2章 各地のブナ林へ(日本のブナ林;日本海側のブナ林 ほか)
第3章 植林山彷徨(植林山を眺める;植林の中へ ほか)
第4章 削られる山(武甲山;山のレポート「武甲山の30年」 ほか)
第5章 自然豊かな山、暮らしやすい都市(山の自然保護運動の源流―奥多摩・天祖山;丹沢・西山の採石問題―「西山を守る会」 ほか)
著者等紹介
鈴木澄雄[スズキスミオ]
1951年東京都三鷹市生まれ。東京高専工業化学科卒、三菱化成に5年半勤務。東京郊外の小平市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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