内容説明
賢治童話のナゾを解く。
目次
かしわばやしの夜
双子の星
やまなし
月夜のけだもの
若い読者のみなさんへ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サルビア
14
かしわばやしの夜 双子の星 やまなし 月夜のけだものの4つのお話が入っています。「かしわばやしのよる」と「月夜のけだもの」は初読みでしたが、どの作品も「〇〇を読んで」という解説があるので分かりやすいです。このシリーズの続きがあるのか知りたいです。2023/07/21
kanata
14
心を読むシリーズ第4弾にして、最終巻。7年もの歳月をかけて、草山氏が独自の視点から”平たく”語りつくす賢治。久しぶりに「やまなし」が読みたくて。/「かしわばやしの夜」「双子の星」「やまなし」「月夜のけだもの」を収録。「かしわばやしの夜」がいいなあ。招待されていない男が森の宴会(?)に紛れ込み過ごした一夜のできごと。ひょうひょうとした文章が軽やかでよい。いっとうしょう、にとうしょう…早い者勝ちで順位が決まる歌の大会のはじまりだ。2018/02/17