目次
傲慢ナル略歴
かなしみ
地球があんまり荒れる日には
はる
二十億光年の孤独
今日
雲
地球へのピクニック
知られぬ者
心について〔ほか〕
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
60
はるかな国から・・・の意味を考えた。谷川俊太郎さんの詩は、ずっと読んでいるが、改めて、振り返りにもなる。詩だけなく、翻訳などにも通じるもの。それは、人やこの星(地球)を、はるか遠くから見つめる視線ではないだろうか。宇宙という視線。そこにあるのは、いのち。それが、透徹されているのが谷川俊太郎さんの在り様だと思う。あとがきを読んで、さらに、その思いを強くした。2022/03/25
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
43
早口言葉では?(; ̄Д ̄)?2018/06/14
まきこ.M
26
谷川さんの描く詩は、難解だけれど噛み締めるように何度も何度も読んで腹の中に入れると、詩にこめられたものが血肉となり、生命の一部になっていく。無駄な言葉がなく、直球で入り込む。繊細な感性の幅や深淵なる心の狭間の中から生み出された詩は、彼の魂が響いてくるように感じられる。同じ世界を生きて彼は何をどう感じているのだろうか。好きな詩ー『あなたは愛される。愛されることから逃れらない。たとえあなたがすべての人を憎むとしても。たとえあなたが人生を憎むとしても。自分自身を憎むとしても。あなたは降りしきる雨に愛される』2014/11/30
♡kana*
23
❮【BIRTHDAY BOOK】自分と同じ誕生日の作家さん作品を読んでみよう!❯っていうイベントに参加したくて、探してみたら、大好きな谷川俊太郎さんが一緒でした!ので、早速読んだのがこれ。【地球へのピクニック】【みみをすます】が特に好き♥2015/10/20
亮さん
14
特に気になった詩は4つ 1丁度そのとき 2冬に 3父の唄 4ぼく 丁度そのときはまさに秒写。流れるような詩がとても美しい。冬には、否定したりネガティヴな人生観とは別、しぬためにいきるといのでなく生きるために生きるという。その強さが好きです。 父の唄は、父性。息子のルーツは父親にある。まるでモンゴルの格言のような中国の大地のような力強いです。 ぼくという詩は、自分は誰だと言われたら自分で自分は変えられないと思ったら何にでもなれるとすごく好き。自分の作った詩に似てる。俺が似せたことになるかな笑。2016/09/11