ＪＥＴ ＳＴＲＥＡＭ旅への誘い詩集―遠い地平線が消えて

堀内 茂男【著】

ＴＯＫＹＯ ＦＭ出版（2010/09発売）

• サイズ A5判／ページ数 2冊／高さ 22cm
• 商品コード 9784887452343
• NDC分類 911.56
• Cコード C0095

内容説明

ＦＭラジオ番組の金字塔「ジェットストリーム」を陰で支えた作家の旅情詩が、イマジネーションの旅へと誘う。番組の初代パイロット・城達也が朗読した詩から１００篇を厳選して収載。

目次

１　欧州篇（欧州西部（パリ祭―フランス・パリ；マドレーヌ―フランス・パリ　ほか）
欧州中央部～東部（夜汽車―ドイツ・フランクフルト；心残り―ドイツ・ババリア（バイエルン）　ほか）
欧州北部（野外劇―イギリス・ロンドン；キングス・ロード―イギリス・ロンドン　ほか）
欧州南部（カラカラ浴場―イタリア・ローマ；迷い路―イタリア・ローマ　ほか））
２　米国・他篇（アメリカ合衆国（大都会―アメリカ・ニューヨーク；夢―アメリカ・ニューヨーク　ほか）
中南米（飛天―ジャマイカ；モデル料―ジャマイカ　ほか）
オセアニア（チェス―オーストラリア・シドニー；コアラ―オーストラリア・ブリスベーン　ほか）
南の島々（プールサイド―ハワイ；一世の婦人―ハワイ　ほか）
アジア（夜景―中国・香港；国境―中国　ほか））

著者等紹介

堀内茂男［ホリウチシゲオ］
１９３３年、東京生まれ。学習院大学経済学科卒。劇作家。放送作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[momogaga]

図書館本。旅情を感じさせる詩の数々は旅の思い出を蘇させてくれました。そして、旅から帰った時に聴くジェットストリームは一抹の寂しさも与えてくれました。久しぶりにバックバッカーに戻りたくなりましたね。

2017/03/29

[MOKIZAN]

説明は要らない、文字から聴こえるナレーションは当然　城達也氏。寝る前に何か面倒の無い本に目を通して眠りたい、と思ったときには最適です。夜の静寂(しじま)の饒舌、星座の物語に心安らぎ、より気持ち良く眠りに就くことが出来るでしょう。穀潰し日本航空が世に記した、希少な異論の出ない社会貢献の一つだったと思います。番組は続いているらしいけど、私がイメージ出来るのは城さんだけです。この本についてはさすがに、口慰みのグラスに日本酒ではつらい！

2015/11/07

[akko-brown]

「遠い地平線が消えて…」で始まるＦＭ番組の城達也の声。作家は堀内茂男。彼は原稿を書くとき、ごく自然に城達也の息づかい、息継ぎが聞こえてきたそうだ。「30年近くも一緒にやっていれば当然です。」…と。 国民的アラフォーおっさんアイドルがふと脳裏に浮かんだ。彼らもきっとそうなのだろう。

2015/05/20

[botan]

城達也さんが機長の時代ではなかったけれど、ジェットストリームは高校時代に好きで良く聴いていた。眠りに入るか、しばらく何もしない時間を楽しむかという深夜、音楽も語りもちょっとキザなくらいが心地よかった。遠い異国の情景を語る詩とともに、上質な夜のフライトを演出し続けている作り手たちに乾杯。

2014/08/19

[夏至]

Jet　Streamが好きなので、読んでみた。今とは違って叙景詩のような、叙情詩のようなナレーションだったんですね。ヨーロッパの街角が見えるような美しい詩だった。１しか読んでないので、２も是非読みたい。

2012/11/05