出版社内容情報
高校入試の数学は問題数が少なく、ひとつの問題の正答率が合否に大きく影響します。また、入試は解ける生徒と解けない生徒を分ける、つまり差をつける問題であり、数学における作図問題は差がつきやすい代表です。
本書は作図問題を攻略するために全体を2部構成とし、第1部は公立高校で頻出の定規とコンパスによる作図が中心。ここでは解説の中で繰り返し触れている3つのステップを感覚的に身につけ、図形の性質を見抜く思考を主要テーマとしています。
第2部は「動く図形」と「軌跡」がテーマ。本書では、与えられた線分、多角形、円などが動いて新たな曲線や図形などをつくる問題を「動く図形」とし、問題文の条件を満たす点が動いてできる図形を「軌跡」と分類し、解きにくい問題に対応しています。
作図問題の攻略には、普通の図形問題として学ぶのではなく、独立したテーマとして体系立てて学ぶことが大切です。本書はこうした作図問題を得意分野にするための手助けとなる一冊です。
【目次】
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- 和書
- ひとり旅日和